フケは抜け毛のサイン

フケは、皮脂と菌が原因となって発生する、いわゆる脂性のものです。

しかし、最近はほとんどの人がほぼ毎日シャンプーすることから、脂性のフケよりも、頭皮の乾燥によるフケのほうが多くを占めており、かゆみや炎症を伴うこともあります。このほか、ストレスによって出るフケもあります。いずれも、皮脂分泌のバランスがくずれることによって起きます。

このフケ(古い角質)が残ったままだと、頭皮の新陳代謝が悪くなりさらに血行が悪くなって頭皮がかたくなり、抜け毛の原因になってしまいます(脂漏性脱毛症、粃糠性脱毛症)。予防法としては、シャンプーの時髪の毛を洗うというよりは、頭皮を洗うイメージで、頭皮のマッサージといっしょに行うと効果大です)。

フケ予防のツボは、神庭。眉間から上、前髪の生えぎわ中心から1センチ上にあります。このツボを指の腹で押しながらシャンプーするといいでしょう。

神庭の゛神」は、精神や感情、「庭」は前庭を意味します。フケ予防のほか、抜け毛、頭痛や肩コリにも効果があるツボです。文字どおり、精神や感情を落ち着け、リラックスさせる効果もあります。

シャンプーを毎日する人は、頭皮を乾燥させないことも大切です。脂をある程度分泌させることが必要になるのですが、分泌を促すために軽く汗をかけるような運動をすることががおすすめです。脂は、水(汗)といっしょに出てきます。体を動かすと肌ツヤがよくなるのは、体が乾燥していない証拠です。

顔が乾燥しているなと思ったら、頭皮も乾燥しています。肌の手入れとあわせてケアをするのがオススメです。

頭皮のかゆみも、放っておくと炎症を起こし、フケと同様、抜け毛や薄毛の原因になります。

かゆみが起きる原因は、いくつかあります。シャンプー時に爪を立てて洗うことで、頭皮を傷つけてしまう、さらに爪の中の化膿菌や真菌が傷口から入り込んでしまう場合や、髪の洗いすぎによる皮脂の乾燥があげられます。反対に、頭皮を不潔にしていることで、細菌が繁殖し炎症を起こす場合もそうです。シャンプー剤、パーマーカラ上牧などの刺激による皮膚炎。シラミなど寄生虫による感染症なども原因の一つです。

シャンプーのしかた、回数などは思い当たることを改善すれば、かゆみはおさまります。最近は各メーカーも、毎日シャンプーをする人が増えていることを受けて、低刺激のものを販売していますから、毎日シャンプーすることを気にしなくてもよいと思います。ただ、乾燥によるかゆみは、洗いすぎのほが加齢があげられます。肌が乾燥しているときは、頭皮も乾燥していますから、同様にケアをすることを忘れないでください。

菌の繁殖によるかゆみはツボで治すことはできませんが、栄養が行き渡った頭皮、かゆみやフケが出ない頭皮を作ることはできます。加齢による乾燥を防ぐことも可能です。

「曲鬢」のツボは、かゆみを抑え、頭皮の血行をよくしてくれます。このほか、自律神経の調整や頭痛、耳鳴りにも効果があります。耳上部の水平線ともみあげの後ろの垂直線との交点にあり、横から見て、眉毛の下あたりです。

赤みをともなうかゆみや、何日も続くようなとき、ツボ押しを試みてもおさまらない場合は、皮膚科を受診しましょう。

放っておくと薄毛になってしまうかもしれません。